飲食店の開業前によく考えて!めちゃくちゃ入りにくい「小さな個人の飲食店」集客の難しさ

入りやすい店作り。様子を伺う男性 集客術 関連記事

お客様からすれば「個人の飲食店」って言うだけで入りにくさのレベルが上がります。
私自身、個人の飲食店の経営者ですが、知らない個人店は1人ではなかなか入れません…

そんな個人の飲食店の中でも、一際入りにくいタイプのお店があります。
それは「小さなお店」です。

そもそも、個人の飲食店の入づらさは何かというと1番はやっぱり「情報の少なさ」
味や価格、システムが不明である不安、
どんな人がやっているかわからない不安、
客が1人もいないとき、または、常連色が強いときの疎外感への不安、
居心地の良し悪し、など
これらお客様が自然に抱く不安については、徹底的にお店の情報を開示・発信していくことで緩和できます。こちらの記事で詳しく解説していますのでよろしかったら参考になさってください。
「入りやすい店とは?」4つの情報を発信して入りづらさを打破!飲食店・個人店の集客方法。


しかし、その4つの情報を発信しても、なかなか入りにくさが緩和されにくいのがこの小さなお店です。

今回は、なぜ小さな個人飲食店は集客が難しいのかについて解説、
あわせて小さいお店でも新規のお客様を呼ぶ方法にも考えていきたいと思います。

これから開業される方に、また、実際に集客でお悩みの方に、少しでもお役に立てれば幸いです。

小さなお店のデメリット

飲食店経営は地獄か?飲食店街、飲み屋街

その前にまず、小さなお店の経営者側メリットを見ていきましょう。

・賃料や、内改装や設備費など低予算で済む
・1人で切り盛りする人には適当なサイズ
・お客様との距離が近いのでケアしやすい、親睦を深めやすい
というところでしょうか。比較的、費用面での負担が軽く済むというメリットに寄りますね。

こじんまりしながらも「友達や近所の人たちがぷらっと寄れるような」「家に帰ってきたような」「隠れ家的な」そんな和やかなお店を夢見て開業…
しかし、ほどなくして思ったよりお客様が来ない現実にぶち当たる…
こんなパターン、わりとよくあると思います。

私は他の記事でもよく書くのですが、常連客はいつか離れていきます。新規客を獲得し続けなければお客様は徐々にでも減っていくのです。

知り合いが多いからと人伝いの宣伝を期待しても、最終的に人が選ぶのは「知り合いの店」ではなく「心地の良い店」なんですよね。


それでは、小さな個人店の集客の難しさについて迫っていきたいと思います。

小さいお店と言ってもいろいろな飲食店があるので一概ではないのですが、
例えるならこんなお店。
・自宅を改装してのカフェ。テーブルは2つほど。
・昔ながらのスナックの居抜きであろう、カウンター6~7席ほどで窓もないバー。
・イスとイス(お客様同士)が近く、省スペースで客席をぎゅっと詰めこんだ居酒屋。
・外観からして小さい(狭そうな)お店。

隠れ家といえば聞こえは良いですが、それはオープンなイメージとは対照的なものになりますから、お客様からすれば初めの一歩を踏むにも警戒があったり、閉鎖的空間に圧迫感を感じたり、特に一見さんには緊張と居心地の悪さが伴う空間なのです。

そんな小さな個人飲食店のデメリットは次のようなことになります。

一見さん(新規客)が入りづらい

個人店というだけで新規客は入りにくいのに小さいお店はなおさらです。
人は未知の場所には警戒心や不安が伴うというのに、そこに閉塞感や圧迫感パーソナルスペースの侵入によるストレスもプラスされます。(パーソナルスペースとは自分が不快に感じない他人との物理的距離。赤の他人ほどパーソナルスペースが広く、親密な相手ほど狭い。)
そして、人は群れの性質を持った生き物なので、孤立してしまうかもしれないということに少なからず不安を抱きやすいものなんです。

新規客の集客の重要性は、こちらの記事で詳しく解説していますのでよろしかったら参考になさってください。客が減った・来なくなった意外な原因「新規客へのアプローチ不足」飲食店の永遠の集客活動

グループ客が使いづらい

グループ客が使いづらいのはどうしようもないですよね。
小さいお店は、「複数人で行きたい」というお客様からすると、どうしても選択肢から外れやすくなります。行ったところで席が空いてない可能性や、グループだと会話がメインになりますから小さいお店だと気を使う、などの理由があると思います。

グループ客は “仲間と一緒” という集団心理が、新しい場所へのチャレンジを後押ししてくれるので、本当なら取りこぼさずに済む環境のほうが集客には有利なのです。

少数の常連客による偏り

先程も言いましたが、その常連さんはずっとは来続けてはくれません。なので、常連客頼りでいるのはちょっと危険な側面も兼ね備えます。
「あの常連さん最近見ないなぁ」来なくなった常連さん。何故その常連客は来なくなったのか?

そして私の経験上の感想なんですけど、小さなお店はどうしても少数の常連さんに偏りがちで、その常連さんたちもお店の「主」とか「縄張り」といった意識を持ちやすいように感じています。
そもそも閉鎖的なコミュニティでは、自分と同じ信念や感覚を持つ人たちしかいないという“同志”のような認識が強化されてしまう心理があるのですが、これは新参者を寄せ付けない空気感でもあるんですよね。
タイガースファンが集うお店に、野球をあまり知らない人が入ってきたら、両者共に場違いだと感じてしまうのと同じです。

常に、新規客が入りやすい、居やすい雰囲気を作っておかなければならないのに、そんな新規客を居心地を悪くさせてしまうのが、この「主」たちです。

小さいお店でも新規客を呼び込む方法

さてここまで、小さい個人飲食店の集客の難しさをお話しました。
しかしなにも小さいお店が良くないというわけではなく、もちろん “やりよう” です。
なのでここからは、それでも出来る集客方法を考えていきたいと思います。

他のお店にない価値

他のお店にはない価値とは、ここでしか食べられない料理がある、ここでしか経験できないことがある、などですね。
例えば(これが良いかどうかはおいといて)、
手頃に本格フレンチも食べられる居酒屋とか、
揚げたてのマラサダが食べられるコーヒーショップとか、
世界のウィスキーが飲み比べできるとか、
他のお店と差をつけられる、このお店じゃないと経験できない、というような価値や目玉商品があると良いと思います。

あえて特定志向者向け

特定の志向やステイタスを持った人のためのお店です。
例えば、完全予約制の高級寿司店なら席が少なくこじんまりとしていても、それすら特別感を感じますよね。

ただでさえ狭いというハンデを抱えているのに「カフェ」「居酒屋」というようなざっくりとした業態では、似たようなお店はたくさんあるため、お客様はゆったりできるほうや何か他のステイタスを求めがちです。

これもあくまで例えですが、オーガニックやヴィーガン料理、異国料理、ソムリエや利き酒師がいるお店、葉巻を楽しむシガーバーなど、その志向または嗜好を持ったお客様には重宝がられたり、興味を持ってもらえます。

シェア

お店のスタイルにもよりますが、小規模のコミュニティサークルに向けたシェアスペースとして有効利用するという手もありますね。
育児サークル、手芸や占いなど趣味サークルや勉強会、製菓や料理教室など、大きなお店よりも逆に利用しやすい小規模のコミュニティサークルはわりとあるものです。
マッチングしているサイトもあるので参考までに載せておきますね。

お店をレンタルで収益化!【スペースマーケット】

お店本来の営業以外にも、こういうことでいろいろな人に使ってもらうことができれば認知を広めることにも繋がります

二毛作経営、間借り営業も一つの手ですね。こちらで詳しく解説していますのでよろしかったら参考になさってください。
飲食店の二毛作ビジネス 間借り営業。営業許可書は?メリット デメリットは?経験者が解説


いかがでしたでしょうか?
小さな個人の飲食店、その入りにくさと集客についてのお話でした。
これから飲食店の開業をお考えの方に、少しでもお役に立てれば幸いです。

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