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臭い取りを追求した洗濯洗剤。料理人の私が飲食店の油臭さやあらゆる匂い消しに奮闘した結果。

臭い取りを追求した洗濯洗剤。料理人の私が飲食店の油臭さやあらゆる匂い消しに奮闘した結果。 料理人の茶話


飲食店をやっていますと、油の臭い、煙、客室のたばこの臭いなどを常にまとっている状態。
しかも夏場の厨房は酷暑…

さらに我が家の場合、アラフィフ夫婦、運動をする子、他所で飲食関係の仕事をする子…というスペックがプラスされます。
それに付け加え、匂いに対して異様にやかましい、鼻が効く家族。

ということで、我が家の洗濯の目的に関しては、消臭重視となります。

いろんな洗剤の組み合わせを試し、奮闘してきましたが、
その中で臭い残りゼロの目標を達成した、我が家の洗濯方法を紹介します。

ちなみに我が家の洗濯レベルを紹介しておくと、パナソニック縦型8kg洗濯機、4人分の洗濯物、屋根付きバルコニーに除湿機を置いて洗濯物を干しています。

まずは臭いの原因を簡単に知っておきましょう。

臭いの原因は、布に残った雑菌のせいです。なんとなくはわかりますよね。

例えば、おろしたばかりのタオルって一回使ったくらいでは生乾きになってもそんなに臭いがしないですよね。もともと潜在している臭いの元の菌がないからです。
何度か使用した衣類は、洗濯では取りきれなかった菌が蓄積され、臭いに発展していくわけです。

そして、体は常に発汗しています。
汗自体は基本的には無臭と言われていますが、皮脂や汚れ、ホコリなどの外的要素と反応して臭いが生まれます。
特に汗をかくのは体幹部が多いので、上半身に着るものが臭いが残りやすいのはそのせいですね。

なので、一回一回の洗濯でいかに雑菌をやっつけるか、がポイントとなります。

洗剤、漂白剤、柔軟剤のトリプルセットで

「洗剤」「漂白剤」「柔軟剤」この組み合わせが最終結論となりました。

臭いを取るという意味では、「洗剤」「漂白剤」で十分だと思いますが、個人的に柔軟剤の香りが好きなもので。

「汚れや臭いもこれ一本で」なんて洗剤もありますけど、我が家のスペックではそれを実感できた洗剤は、現段階では正直ないんです。

ちょっと面倒でもこのトリプルセットが必須です。

我が家は洗濯をよくするので、あんまり割高になる洗剤は買いません。
消臭力、コスパ、汚れ落ちの順で仕上がりを重視し、いろいろ試した結果、次のセットで落ち着きましたので紹介していきますね。

我が家はこのセットで消臭の目標を達成しました。


スーパーナノックス ニオイ専用

正直、アタック抗菌EXも良かったんですけど、仕上がりに大差はないのでコスパが良いこちらで定着しています。
使用頻度が少なめの布物はこれ一本でもいいんですけど、
よく着るもの、特にインナーや、スポーツ・仕事用のシャツなどは、やっぱり液体洗剤だけでは、臭いにうるさい子がうなずかないので…

ワイドハイター 漂白剤 PRO 強力分解パウダー

臭い取りの決め手になったのはこれです。油の臭いもスッキリしました。これ一本置いておくことをお勧めします。
粉末状の漂白剤です。

洗濯機の粉末洗剤ポケットにこれを入れて、液体洗剤ポケットに先ほどのナノックスを入れて、洗濯コースをセットしてあとは洗濯機にお任せです。

以前はクリアヒーローという名だったのですが、このPROに変わったみたいですね。
スーパーナノックスではもう一押し足りない…分の補充なので、規定の半分量を粉末洗剤のポケットにいれて洗濯しています。

この漂白洗剤は不意についてしまった汚れも、ぬるま湯に溶かして漬け置きにすると汚れ落ちがすごく良くなるので、一本あると役立ちますよ。

ハミング

ただ単に、手ごろな価格で買える柔軟剤の中で、これが一番好みの香りだったってだけなんですが。
私なりに言いますと、柔軟剤っぽい香り、ボディソープっぽい香り、コロンっぽい香りの3つがどれもうまく表現されたような香りです。やや甘めのせっけん系。

飲食の仕事なので、あまり香りが付いてもいけないので、これも規定の半分量でやっています。

香り第一目的で使っていますが、使わないと洗濯物生地にこわばり感が少々残るのでうちにはやっぱり必要です。

すすぎは2回。すすぎにお風呂の残り湯は使わない。

すすぎは必ず2回やります。
すすぎにお風呂の残り湯は使いません
残り湯は「洗い」だけに使うことをお勧めします。
いかに洗濯物に雑菌を洗い流すか、が臭い残りを左右するので、すすぎは真水で2回します。

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生乾きになる環境は避ける。

室内干し用洗剤もありますが、やっぱり生乾きになる環境は避けましょう。
結局はそこそこの風通しや除湿機がないと、少なからず臭いは出ます
乾く時間が早いに越したことはないのですが、朝干して、遅くても陽が落ちる頃には完全に乾いているのがベストですね。

天候が不安定な湿度が高い夏、気温が低い冬は、除湿機が大活躍します。
うちは大型の除湿機(ちょっと古め)を一台使っています。
タンクが4リットルあり、朝干して夕方頃には完璧に乾いています。

以前は2リットル程度のタンクの物を使ったりもしましたが、1人分の洗濯物でもない限り、はっきり言って使えないです。
タンクにすぐ水が溜まって作動停止になってしまい、乾き加減においても「まぁ無いよりはいいかな」くらいの実力。

我が家は4人分ですから、大型の除湿機を使ってみると、小さいものがあまりに気休め程度であることがよく分かりました。

最近、そんな除湿機もガタがきはじめていて、いろいろ調べて次は絶対これっていうのをもう決めているので一応、紹介しておきますね。

アイリスオーヤマの空気清浄機能付除湿機

もうなんていったって、タンクが4リットル級で約3万円というお安さですもん。
適応畳数は洋室で23畳。しかも空気清浄機付き。
除湿機能も高評価なので、次は絶対これです。

洗濯層クリーナーで定期的な黒カビ取りを!

洗濯層クリーナーで定期的に洗濯層の裏のカビをとりましょう。
洗濯槽クリーナーとは、クリーナーを洗濯機にいれ、つけ置き、もしくは(洗濯物をいれずに)洗濯をまわすことで、洗濯槽裏の黒カビを取るものです。

見えない部分なので意外と気にしていない人が多いようですが、何もクリーニングをしていないと確実に黒カビは増えていきます。黒カビのついた洗濯層で洗えば、すすぎ中も菌が水中にいるわけですから、洗濯物にカビの菌は残ってしまうのです。

ちなみに私が使っているのはコレ。

個人的にカビ取り剤は、塩素系の信者なもので、このカビキラーを3~4ヶ月に1回くらい使っています。

実はですね、もっと強力なやつがあるんですよ。
以前、洗浄力のすごさをネットで知って一度買ったんですけど、まぁなにせ高くて。
しかし、これで洗濯槽をつけ置きすると、剥がれた黒カビが浮き出てきたりもしたので、カビ取り、洗浄力においては太鼓判です。

参考までに紹介しておきますね。

しばらくクリーニングしていない洗濯機には断然おすすめします。
でも、小まめに数ヶ月に1回クリーニングされているなら、最初に紹介したタイプの洗濯槽クリーナーの方がコスパ的にいいんじゃないかなと思います。


いかがでしたか?
洗濯物の臭い取りにお悩みの方の参考になれば幸いです。


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料理人の茶話
ワシヲ タカコ

筆者 ワシヲ タカコ
食生活アドバイザー 薬膳食育師 メンタルケア心理士
飲食店経営はじめ多種多様な食のお仕事をしています。
そのため更新は不定期、コメント欄もありませんがご質問等はお問い合わせよりお気軽にどうぞ。
ここでは顧客心理をベースに実践してきた接客・集客・経営ノウハウを現場目線で紹介しています。

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