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モテおじに共通する7つの特徴。飲食店経営者が見たモテる中高年男性のモテテクニック!

モテるおじさんの7つの特徴、中年男性でもモテる人 料理人の茶話

飲食店接客業の性質上、お客様のことを良く見てしまうのは常でして、とても気になるのは老若男女問わず “モテる人” の振る舞い。

その中でもモテる中高年男性の持つ魅力は非常に興味深いところです。

先日、知人のスナックママさんと、余計なお世話とともにモテる中高年男性の分析で勝手に盛り上がってきましたので、今回はそのモテる理由について深堀っていきたいと思います。

経済力の高さに惹かれる女性がいるのも正直否定はしませんが、それがなくてもなんだかやけに女心を捕らえる40代以上の男性たち。

以後、愛と敬意を込めて『モテおじ』と呼ばせて頂き、モテおじの7つの共通点をご紹介します。

①程よい “人懐っこさ”

程よい人懐っこさ。

女性に、というよりは全般に対して、人当たりに優しさがあるのでしょう。

居合わせた他のお客様とラフに会話できたり、
料理を運んできた店員に「ありがと!」「これ美味しそうだね!」などとサラっと言ったり、
人やテーブルを横切るときに一声かけたり会釈したり、
グイグイはいかないけど、程よく人に親近感を表す社交性を持っています。

②程よい “清潔感” と “こなれ感”

モテおじたちは、年齢相応の見た目でも、おじさん体型でも、おじさん臭が伝わってこない格好をしています。

清潔感でいうと
・爪が切ってあり、ささくれも少ない
・髭が剃ってあるか整っている
・髪は薄くても白髪があっても毎日整えていることがわかるヘアスタイル
・眉毛のカット(歳をとると長さが出てくる人もいますので)
・サンダルの場合は足爪やかかとにひび割れがない
など。

しかし女ってそんな細かいところいちいちチェックすんのかよ…と思いますよね。
残念ながら女性は細かな部分に自然と目が届く生き物です。
そしてそれは、女性自身が当たり前に毎日ケアをしている部分でもあるのでチェック項目としても必然だと推測します。

最も目に付きやすいのはやっぱり顔の肌感です。
年齢的にどうしても張りがなくたるんできますが問題はそこではなく、髭剃りあとや唇が荒れていたり、目や鼻や口の周りがカサカサや粉吹き、逆に脂っぽさも致命傷です。

今は男性肌に特化したスキンケア商品もたくさんありますから、日々のケアをおススメしたいです。

『清潔感は肌印象で差がつく』で有名な、コスメメーカーのオルビスが男性の肌を追及したメンズライン『オルビスミスター』は使っている人も多いので紹介しておきますね。トライアルセットは価格も手ごろです。



そしてモテおじの服装は、 “洗濯から帰ってきた服の着まわし” という感じがない服装です。
全身鏡で必ずチェックしているような服装ですね。
とはいえ、特別なコーディネートテクニックではありません。

・シワやヨレ感のないシャツ類
・毛玉のないニット
・丈が合ってるパンツ
・きれいなシューズ
・いつも同じじゃない
基本です。

そこに、こなれ感をプラスしてくれるのが、帽子、マフラー、スカーフ、ベルト、時計、ネックレスなどの小物ですね。

モテおじたちのコーディネートはわりと年齢相応で、若さや変な派手さは悪目立ちになることよくわかっているのかもしれません。

女性からしても、なにもすごいオシャレじゃなくてもブランドにこだわらなくてもいいんです。
清潔感ある服装と、主張しすぎないアイテムが1点入っているような “ こなれ感 ” で十分だと思います。

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とか言いつつ、どうせハイブランドとか高級車とかチェックしてるんでしょ?
のツッコミありがとうございます。

はっきり言いますと、
確かにそれもある。
いや、もっと言うと、そういう女性も確かに多い。

しかしそこだけに惹かれる女性ってそうそういないですよ。
(お金目的の女性でも良いのであれば、ハイブランドや高級車はめちゃくちゃ役に立ちます)

・清潔感は絶対条件
・こなれ感は優秀なオプション
ハイブランドの魅力は、その2点をクリアして初めてラグジュアリーとして映えるのです。
時々、部屋着のような服装で財布やバッグだけハイブランドという人がいますが、残念ながら“勘違い感” “ニセモノ感” が際立ってしまい逆に印象が悪いものです。
オシャレな女性ほど、このバランスには敏感です。

モテおじにはユニクロ系のカジュアルファッションの方も結構いて、その飾り過ぎない清々しさが、距離の縮めやすさに繋がっているのだと感じます。

③相手の名前をよく呼ぶ

相手の名前をよく呼ぶ。

「〇〇ちゃん次何飲む?」
「そうそう〇〇ちゃん、昨日テレビでね〜」
「あのね〇〇ちゃん、例えばさ〜」

という具合に、名前を省いても成立する会話にも、よく名前を入れてくるんです。
これは結構な好印象です。
人間なら誰しもある承認欲求をグググっと刺激しているのだと思います。

④女性の話を引き出すように会話する

女性の話を引き出すように…
これが本当に上手。

私は普段、接客するほうの立場なのですが、モテおじの会話術にかかると、気付いたらちょっと喋りすぎてて「いけね…」ってなってます。

でもモテおじは、女性の話にうんうん頷くだけではなく、わりとよく喋っているんですよ。

女性は話を聞いてくれる男性が好き…なんて言うけど、そうじゃなくて会話をしたい(コミュニケーションをしたい)生き物なんです。女性同士ってずっとお喋りしてるでしょ。
そんな、会話好きっていうことをモテおじはよくわかってます。

私の体感になりますが、モテおじと女性では4:6くらいの発話率ように感じます。女性の声の方がすこし多く聞こえてくるかな、くらい。
なんなら多分5:5でも6:4でも女性はいいんだと思うんですよ。その女性に沿った会話であれば。

⑤男ってほんとバカだよな系の謙遜

例えば女性が、浮気性なカレの愚痴を言っているとして、それに対し
「それは男が悪いよ」
「ホント男ってバカだよなー」
「女がいないと男なんてなんにもできないのにな」
と男の不甲斐無さを取り出して女性の苦労に共感しています。
さりげなく女性を立てているのか、ただ逆鱗に触れないようにしているのか。

女性に「でしょー!わかるー?」と言わせる会話の流れですね。

違うバージョンでは、
「谷間が見えそうな女性がいてバレないように横目で見てたんだけど、俺絶対バレてるよなー」
「女性のアパレル店員に似合ってますねって言われると、つい、俺に気があるのかなとか思っちゃうよね」
…なんていう『男ってほんとバカ』的な自虐ネタをはにかみながら言われようものなら、女性は男性に可愛さすら感じます。

うまく母性本能も刺激されているのかもしれませんね。

⑥やっぱりマメです

食事の料理を頼むとき女性の好みを聞きながらチョイスしたり、一緒に選んだり、
グラスが空くと尽かさず次の注文をすすめたり、すぐに店員を呼んだり、女性の帰りの足を気にしたり。

誕生日にはちょっと特別なお酒や料理を前もってお店に相談されていたり、あと、連絡やちょっとした手土産にもマメです。

ちなみに、
『お会計は女性がお手洗いに行っている隙に』…っていう、紳士のあるあるは、実は今はあまり見受けません。

⑦パートナーとの円満ぶりが伺える

モテおじは年齢的にも既婚者だったり離婚歴があったりするのですが、パートナーを称えたり、円満ぶりが伺えるようなエピソードを話したり、パートナーとの仲の良さを隠さないんです。

不倫劇によくありがちな『妻とは離婚を考えてる』的なセリフや、またはパートナーのことを悪く言って『彼女とは終わっているから事実上フリーです』的なアピールを女性の前ではしがちに思えますが、実はその逆が多いんです。

これ、後々あるテレビ番組で神経科学者さんが解説していた、既婚者男性が意外とモテる理由を聞いて、なるほどねと思ったのですが、
既婚男性は、
・つがいとしてのスキルがある、
・(子供がいれば)生殖能力に問題ない、
・パートナーを大事にする(守る、養う)、
という実績が証明されているため、『優秀な遺伝子と安定が欲しい』女性の本能が反応する、とのこと。

だから意外にも、奥さんや彼女を大切にしている様子が伺えるような男性を魅力的に感じるのかもしれませんね。

…悪用しないでくださいね。

【まとめ】モテおじさんってまるで司会者のような人

自分は~自分は~と自分のアピールはあまりせず、ゲストの話や魅力を引き出して華やかに盛り上げる、空気を読んで進行して、流れの主導権はちゃんと自分にある、最後は自分の存在感で締めくくる。

モテおじはまさに司会者のようです。

結局のところそんな結論に至りました。

若い人よりエネルギーの衰退は否めませんが、そのエネルギーを一通り活用・経験してきたスキルや包容力、寛容さはやはり 『モテおじ』にしかない魅力なのでしょう。



最後に、
酔いの回りが穏やかになり、二日酔いも軽減する、私の愛用アイテムを紹介します。
これ、ドリンクタイプもあるのですが、オヤジっぽくグイッと飲むよりスマートに飲めるのでおすすめです。大切なお酒の席に。


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料理人の茶話
ワシヲ タカコ

筆者 ワシヲ タカコ
食生活アドバイザー 薬膳食育師 メンタルケア心理士
飲食店経営はじめ多種多様な食のお仕事をしています。
そのため更新は不定期、コメント欄もありませんがご質問等はお問い合わせよりお気軽にどうぞ。
ここでは顧客心理をベースに実践してきた接客・集客・経営ノウハウを現場目線で紹介しています。

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