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期待するな!『出会い目的の1人飲み』現場を知る飲食店経営者の悲痛な話。バー・居酒屋、ナンパ

居酒屋やバーでの1人飲みで出会いは期待できるか? 料理人の茶話

出会いが無いとは言わない。でも…

一人飲みといえば男性が主でしたが、今の時代、女性のお一人様も珍しくなくなりました。
1人の時間を楽しむ人もいれば、お店の人や常連さんたちと他愛もないお喋りを楽しむ人もいます。
もちろん、いい感じになっている男性客と女性客もいます。

飲食店経営者としては、自分のお店で知り合った二人が恋に落ち、愛を育み…なんて素敵な話であれば、確かに嬉しいことではありますが。

しかし、あらゆる “現場” を見てきた私はとしては、一人飲みの出会いに関しては、数々の出会いの場の中でも、成就率ははるかに低いステージだと強く提唱したいところ。

ゆえに、少々辛口ではありますが、飲み屋に出会いを求めたり口説きにくる人は、口説きベタな人が多いように感じています。あくまで個人的見解ですが。

今回はそんな一人飲みの出会いに対して現実的なお話をしていきたいと思います。

恋愛成就より、玉砕やトラブルのほうが圧倒的大多数


恋愛成就より、玉砕やトラブルのほうが多い…

そりゃそうです。だって、お酒が入ったことで、理性が大なり小なり緩んでいる人間たちの空間なのですから。

確かにそのせいで勢いが増すことはあります。
実際、酔ったお客様同志がいい感じになっている様子も度々見かけます。

でも、理性が緩むということは、 “日頃、理性によって抑えれている面” が表に出てきやすくなっているということ。

ようするに秩序の薄い状態なんですね。

普段なら気遣いを見せる言動も遠慮がなくなったり、素面よりスキンシップが多くなったり…
また、楽しく喋っていたはずなのに実は相手を不快にさせていた…
なんていうのはお酒の場では、本当によくある風景です。
酔いが抜けて理性が戻ったときに、昨晩の自分の言動に恥じらい、後悔をするのもよくある話ですよね。

ですので、このように理性が緩む隙を狙おうとすれば、トラブル発生率も高まるということを認識しておいた方が良いということになります。

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実際によくある玉砕パターンはこんな感じ

実によく見かける玉砕パターンがこれです。

お一人様の男性客と女性客、話が盛り上がる

なんだかいけそうな気がする~

男性客は口説きのジャブが始まる

女性客は笑顔でガード

男性客は女性客の笑顔を『受け入れられた』と捉え、なお踏み込む

女性客は「明日仕事だから」などと言い、そそくさと帰る

男性客 「??(なんで?いい感じだったよね?)」

こんな感じです。
お酒を提供する飲食店での出会いあるあるとしては、もう代表的パターンと言ってもいいんじゃないでしょうか。

さらに、こうなると後日、

女性客→男性とまた会ってしまったら面倒くさいからあの店には行きづらい

男性客→口説きに失敗したプライド的にあの店には行きづらい

…という、お店側からしてもトホホな案件なのです。

お客様はみんな、基本的には楽しく(気持ちよく)飲みたい人がほとんどですから、他のお客様に話しかけられても大半の方は笑顔で話を合わせてくれます。
特に女性の場合、場を気遣ったり愛想の良い方が本当に多いんです。

男性客はその愛想を好意だと受け取り期待が高まりますが、実は女性客の内心とは大きな温度差が生じている、ということですね。

ちなみにこちらの記事では、飲み屋で嫌われてしまう失敗コミュニケーションについて解説していますのでよろしかったら参考になさってください。
飲み屋で嫌われるコミュニケーション会話・失敗3選。飲食店経営者から見た1人飲みの下手な人



いや、しかしこれでは男性のほうがタチ悪い感じになっていますが、ご安心下さい。
女性客にも厄介なタイプの方はいます。

それは、ごちそう(おごり)狙いで男性客に近づいてくる女性客や、女としての魅力を確認することで快感を得る女性客。
ざっくり言うと、ちやほやされたい女性たちです。

そもそもお一人様の女性客は、男性客に比べるとまだまだ少ないので、わりと目立つんですよね。やっぱり“華”とでも言いますか。
お店の人も他のお客様たちも、なんとなく放っておけない感があるんです。
それをよくわかっていらっしゃる女性たちですね。
そして、抜群のコミュニケーション力で、男性の見栄や下心などの本能を上手に刺激してきます。

しかし、男性客にごちそうしてもらったり、華として扱ってもらったらそれで満足するので、楽しくお酒を頂いたら気持いいほどさっぱりと帰ります

男性客の中には不本意に思いながらも「ここはご馳走しといたほうがスマートだろう」と、支払う人もいますから、後々、その女性客を警戒したり、関わりを避けようとする場合もあります。


会話上手になって相手との距離を縮めよう!飲食店経営者の会話術、教えます。
「褒めるより喜ばせる言葉」3つ。誰でも使える飲食店経営者の接客会話術。

お店側の本音は「まじ、やめてほしい!」

バーなどお酒の提供がメインの飲食店では、お一人様お断りのお店もあります。
ナンパ、勧誘営業禁止というお店、おごりおごられ禁止と掲げているお店もあります。

このことからも、お酒の場ではこのようなトラブルは珍しくないということがよくわかります

また、お店の中ではみんなで和気あいあいとやっていても、
お店を出てからターゲットの相手について行ったり口説き始めたり…
相手がよく行く別のお店で(偶然を装うなどして)待ち伏せしてたり…
なんてこともあります。

もちろんお客様の恋愛は自由です。
しかし来店ロスや風評被害に発展しかねないそのような事態は、店側からすれば警戒すべき案件です。
私の周りの飲食店関係者さんからもこの手のお話はよく聞きますし、「まじ、やめてくれ」が多くの飲食店の本音と言って間違いないでしょう。



人間は動物的な本能を持ちながらも、唯一、理性も備わった生き物です。
理性とは、良好な人間関係の構築にとても重要な機能です。
その理性が欠けた時の振る舞いは、トラブルになったり後悔するハメになるのも納得できますよね。

もちろん1人飲みに限らず、お酒の力を借りて~、酔った勢いで~、とアクションを起こすのはリスクが高いということを肝に銘じておきたいものです。

結論、
一人飲みでは色っぽい期待は持たずラフな気持で、そのお店の雰囲気を楽しんでいただく事をおすすめします。

現場からは以上です。



なぜ、お酒を飲むと理性に欠けた言動になりやすいのか、こちらの記事で詳しく解説していますのでよろしかったらご覧ください。
「酔っ払いが嫌い」飲食店経営者が見る面倒くさい酔っ払いタイプ別心理と対処法。



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ワシヲ タカコ

筆者 ワシヲ タカコ
食生活アドバイザー 薬膳食育師 メンタルケア心理士
飲食店経営はじめ多種多様な食のお仕事をしています。
そのため更新は不定期、コメント欄もありませんがご質問等はお問い合わせよりお気軽にどうぞ。
ここでは顧客心理をベースに実践してきた接客・集客・経営ノウハウを現場目線で紹介しています。

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