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料理人レシピ・基本のオイル漬け。牡蠣 チーズ きのこ、余った食材も美味しく保存

職人レシピ

まずは基本のオイル漬けをマスターしましょう

基本のオイルをマスターしましょう。

と言っても単刀直入に、超簡単です。

・オリーブオイル
・ニンニク
・塩
・粗挽きこしょう

…基本はこれだけなのです。

基本のオイルに焼いた秋刀魚を漬けたもの

基本のオイルでも十分なのですが、オプションとしてお好みで

  • バジル、パセリ、ローズマリーなどのハーブ類
  • レモン、ライム、柚子などのシトラス類
  • 唐辛子、生姜、クミンなどのスパイス類

を足したりブレンドしたり、どれもとても良い仕事をしてくれます。

オリーブオイルはエキストラバージンオイルだと独特な芳醇の香りがあります。
その香りとの相性を楽しみたい方はエキストラだけで。
逆に素材をしっかり味わいたい方、また、エキストラの香りが苦手な方は、香り控えめで何にでも合うピュアオリーブオイル、もっとあっさりがよければグレープシードオイルや米油、もちろんキャノーラ油でもかまいせん。

ちなみにうちではエキストラとピュアを1:3くらいの香り控えめの配合がほとんどですね。

牡蠣のレモンオイル漬け

ベースのオイル漬けにレモンを加えて程よくさわやかさをプラスしたものです。牡蠣の濃厚な味わいが引き立ちます。

材料

  • 剥き牡蠣 大粒25個くらい
  • にんにく 3片をスライス
  • レモン  4分の1をスライス
  • 塩    ふたつまみ
  • 粗挽き胡椒 適量お好み
  • オリーブオイル

作り方

1、牡蠣は真水で洗い、沸騰したお湯で2分ほど茹であげ、粗熱をとっておく。(焼いても蒸してもいいのですがとにかく中心部までしっかり加熱すること)

2、清潔なタッパーや密閉容器に、牡蠣を入れ、次いでにんにく、レモン、塩、胡椒も入れ、牡蠣の身が出ないようひたひたにオリーブオイルを注ぐ。

冷蔵保存で翌日から食べられます。

タコのライムオイル漬け

タコがぷりぷりでおススメです。南国テイストでほんのりスパイシーさをプラスしました。

材料

  • 茹でタコ 200gくらい
  • にんにく 3片をスライス
  • ライム  2分の1をスライス
  • 塩    ふたつまみ
  • カイエンペッパー 適量お好み
  • パセリ  適量お好み
  • オリーブオイル

作り方

1、茹でタコをぶつ切りにする。

2、清潔なタッパーや密閉容器に、タコを入れ、次いでにんにく、ライム、塩、カイエンペッパー、パセリも入れ、タコの身が出ないようひたひたにオリーブオイルを注ぐ。

冷蔵保存で翌日から食べられます。

マッシュルームのバジルオイル漬け

食材を先に炒めて味付けしてからオイルに漬けるレシピです。おつまみにはもちろん、付け合せにもとても便利な副菜になります。

材料

  • マッシュルーム 150~200gくらい
  • にんにく    1片をスライス
  • バジル(乾燥も生もOK)適量お好みで
  • 塩コショウ 適量お好みで
  • 炒め用オリーブオイル 大さじ2
  • 漬け用オリーブオイル

作り方

1、フライパンに炒め用オリーブオイルをひき、強火~中火でマッシュルームを炒める。塩コショウでしっかりと味をつける。

2、清潔なタッパーや密閉容器に、炒めたマッシュルームを入れ、次いでにんにく、バジルも入れ、ひたひたにオリーブオイルを注ぐ。

冷蔵保存で翌日から食べられます。

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野菜、お肉、いろんなアレンジができますがしっかり加熱したものを漬けましょう

オイル漬けは作ってすぐ食べるのではなく、少し置いたほうが味に深みが出ます。オイルの中で保存するので酸化を遅らせ日持ちも利きます。

最低でも数日は漬け込んで保存する前提で作りますから、具材はしっかりと加熱した方が良いと言えます。
チーズや加工品など一部加熱しなくても問題ない食材もありますが、基本的にお肉、野菜、魚介、卵などは内部までしっかり火を通しましょう。

お肉、野菜、魚介などは日持ちは冷蔵保存で5~6日、チーズは10日ほど持ちます。
食べる分だけ必ず清潔なお箸やスプーンで取り出し、残りを保存するときも食材にきちんとオイルに浸かっているか確認して冷蔵庫に戻しましょう。

漬けたあとのオイルは炒め物などに!

うちではオイル漬けを年中作っています。
夜の酒飲みたちにもとてもウケがいいんですよ。ビール、ワイン、焼酎、日本酒なんでもこいです。

どうしてもオイルが残りますが、オイルの使い回しはせず炒め物に使いましょう。

魚介を漬けていたオイルは海鮮のエキスを含み、例えばキャベツやジャガイモ単品をさっと炒めるだけで、シーフード風味豊かな副菜になります。

チーズやきのこを漬けたオイルはお肉や野菜はもちろん、パスタを炒めるときにもおススメです。

いろいろ試してみてくださいね。




最後に私がお店でも自宅でも使っているキッチンのマストアイテムを紹介します。
ダスキンの食器洗いスポンジです。これ、私の周りの飲食店も使っているところが多いのですが、安いスポンジをその都度買うより、丈夫で断然コスパが良いのでここに紹介しておきます。モノトーンカラーもおしゃれですよ。

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ワシヲ タカコ

筆者 ワシヲ タカコ
食生活アドバイザー 薬膳食育師 メンタルケア心理士
飲食店経営はじめ多種多様な食のお仕事をしています。
そのため更新は不定期、コメント欄もありませんがご質問等はお問い合わせよりお気軽にどうぞ。
ここでは顧客心理をベースに実践してきた接客・集客・経営ノウハウを現場目線で紹介しています。

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