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職場の飲み会は参加する必要なし!?会社の無駄な飲み会や食事会の裏に隠された本当のメリットとは

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私は飲食店経営者ですので、仕事終わりや親睦会などで飲食店を使って頂けるのは大変ありがたく、そんな『飲み会』を推奨したい身ではあるのですが、昨今この職場の飲み会に、なぜ参加しなければならないのか、そもそも飲み会は必要なことなのか、という飲み会否定派も少なくありません。

参加、不参加は個々の自由ではあるとはいえ
参加したほうが上司に認められやすくなるのではないか?
参加しなければ上司や同僚たちとの関係性が希薄になるのか?
また、参加か否かで偏りのある仕事の評価を受けるのではないか?

今回は、職場の飲み会に参加することの是非を人間の心理から探っていこうと思います。

今は行きたくなきゃ行かなくてもいい時代

勤務時間外で給料も出ないのに上司の話を聞かされたり気を使わなければならない…
そのうえ割り勘なんて言われたら時間とお金を奪われただけで損でしかない…
『無駄な(非効率な)課外活動』とも称されるようになった職場の飲み会。
アルコールハラスメントともなれば論外ですしね。

しかしなにも、そう考える人が近年増えた、というわけではないのです。
昔にもそう考える人たちは同じようにいたのです。
ただ今の時代ほど個人の意思は尊重されにくく「みんなそうしているから」という仲間意識や同調圧力のほうが圧倒的優勢な時代だったため、社会生活から孤立しないよう周囲に合わせていた人も多かったのです。

近年、個々の選択、意思表示がしやすくなったのは非常に良い傾向だと思います。

同じ社会人とはいえパーソナリティは全く別。
そして今は多様性が尊重される時代です。

ですので、飲み会参加の是非を結論で言えば、
無駄だ、効率が悪い、ストレスだと感じるなら、参加しないほうが有益、
飲むのが好き、親睦を深めたい、と思う人なら参加したほうが有益、
となります。

それぞれの選択によってそれぞれの未来が作られていくだけであって、どちらが得でどちらが損という話ではないのです。
その人その人に合った生き方があるということです。

ただ、飲み会を無駄な課外活動と否定する人たちがいるのと同じように、飲み会は有益な課外活動として参加している人たちがいることもまた事実。

次に、職場の飲み会に参加することの有益性について解説していきます。

パーソナリティに触れることで得られる発展性は大きい

もちろん飲み会に参加しないことで、会社内での評価や査定がマイナスになることがあってはたまったもんじゃありませんが、逆から考えると飲み会に参加することでチャンスが増えるというプラスの可能性が出てきます。

例えば、新たな業務やチームを作るための人選を行う時、営業成績や勤務態度などの実務的な評価、そしてパーソナリティも加えて考慮されることが多いと思います。

パーソナリティとは、生まれつき備わっている個性や品性など、いわゆる人柄や人格のことを指します。
これは業務から少し離れた場面でよく触れることができます。

飲み会に参加することで、普段職場では見られなかったような表情や言動からパーソナリティーに触れることで、関係性は近くなり、その人の中身までよく知った気になります

どんなに “業務成績で評価” “公平に人選” をしているつもりでも、人はこの心理には抗えないものでもあります。

「○○社との案件には彼のような人間味のある人材がいいかも」
「おとなしそうな人だと思ったが意外と芯があって、チームリーダーに向いている」
「彼女は美味しいお店に詳しいからランチミーティングのセッティングを任せてみよう」

とその人のパーソナリティに適した業務を見出すことが多々あるのです。


そもそもビジネスは人と人で成り立ちます。

例えば、仕事ではなくても、車を購入するときや生命保険に入るとき、ただ淡々と商品の説明をする販売員よりも人柄が見える販売員のほうがなんとなく安心できませんか?
欲しい商品を買う、ただそれだけなのに、そこに携わる人の人柄も購入に影響するのです。

人柄が見える付き合い(やりとり)は、心的距離が少しずつ近づいている状態。

人間は心的距離が近いほど、信頼感の他にも奉仕や協力の気持ちが芽生えます。

そんなパーソナリティに触れる機会はもちろん飲み会だけに限られるわけではありません。
ランチもいいし、仕事帰りにラーメンを食べるのもいいし、休憩時間のコーヒーもいい。
食事という業務的セッションから離れるラフな時間は、上司などの相手の心に入る絶好のチャンスでもあり、少なからず『人と人』としての発展性を秘めた有益な時間でもあるのです。


飲み会に利点が多いのは間違いないのですが、酔っ払って面倒くさい人になってしまったり、調子に乗ったりするのはそれはそれでトラブルの元になりかねないので気をつけたいところではあります。

『嫌な酔っ払い』酔っ払いタイプ別の心理と対処法。はしゃぐ・怒る・口説く…。飲食店経営者が解説

美味しいものを一緒に食べると好印象を持つ『ランチョンテクニック』

人は美味しいものを食べると満足感と幸福感を得ます。
誰かと一緒に美味しいものを食べるというのは、満足感や幸福感をその相手と共感する、ということになります。
同じもので満足感や幸福感を共感した相手には親近感や好印象をもたらし、仲間意識や団結力を強化してくれる協調性が沸きます。

この心理を応用したものが『ランチョンテクニック』というもので、ランチミーティングや接待という食事を介した商談・交渉方法としてビジネスでは広く活用されています。

これは『美味しい食事』という条件付きなので、誘う側も相手の好きそうなものを考えてお店や料理を決めると良いでしょう。

ちなみにポイントとしては相手と同じものを食べて美味しさを共感しあうとこの効果はもっと上がります。

相手が料理を決めたら「私もそれがいいです」と同じものを注文したり、
もし自分は違うものを注文しても、相手が注文した料理が運ばれてきたら「わー美味しそう!」「それにすればよかったかなー」と共感を見せるのも良いでしょう。

飲み会だと、各々が食べたいものを頼むシチュエーションも多いかと思いますが、シェアしたり、相手が食べているものを「美味しそうですね」と言ってみたり “一緒に美味しいものを食べている感” を醸し出してみるのもいいですね。

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というわけで、職場の飲み会は、
無駄だと考える人には「自分の時間を削ってまで上司の相手するなんて」という非効率な活動なのですが、
人間の性質から考えるとその後の仕事においてもとても発展的で有益性を備えた時間であることも、お分かりいただけたのではないかなと思います。


他にも仕事で使える『人間の心理』について書いています。よろしかったら参考になさってください。

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料理人の茶話
ワシヲ タカコ

筆者 ワシヲ タカコ
食生活アドバイザー 薬膳食育師 メンタルケア心理士
飲食店経営はじめ多種多様な食のお仕事をしています。
そのため更新は不定期、コメント欄もありませんがご質問等はお問い合わせよりお気軽にどうぞ。
ここでは顧客心理をベースに実践してきた接客・集客・経営ノウハウを現場目線で紹介しています。

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