情報収集やコミュニケーションのツールとして多くの人の生活の一部となったSNS。
飲食店においてもSNSは集客の必須ツールとして活用している方も多いと思います。簡単、手軽にできるのも魅力ですね。
ところがあまりの手軽さゆえに、公私混同や集客の逆効果となってしまっている投稿内容に気付かず発信し続けている飲食店も度々見かけます。
それについてはこちら記事→【失敗する飲食店のSNS宣伝「やってはいけないSNS投稿」あなたのお店大丈夫?その集客方法】でも詳しく解説しているのですが、
今回は第二弾として、SNSの猛者たちから情報収集したNG投稿をもう2つほど、解説したいと思います。

NG①「忙しい。あぁ忙しい。」
「満席でお断りしてしまったお客様、申し訳ございません」
「予約準備が立て込んで昼飯抜きでがんばる」
「3日寝てない」
お店が繁盛してますよーというアピールになるかと思いきや、SNSユーザーは逆に「忙しいアピール」には嫌悪感を感じるのだそうです。
まあ確かに、
満席でお断りしたお客様には直接ケアすればいいので不特定多数にわざわざ謝ることでもないし、
食べる時間がないならSNSやってる時間におにぎりでもかじりゃいいわけで、
こんなちょっと遠まわしな忙しいアピールが嫌われるということなのでしょう。
だったらもうそのまんま、
「本日満席、嬉しいです!」
「何日までご予約で埋まっています」
こんなふうにストレートに言ったほうがいいかもしれませんよ。
NG②「プライベートなう」

「なう」がもうあまり使わないかもしれませんが、ちょっとわかりやすく説明するためにあえて使わせてもらいますね。
「海なう」「買い物なう」「女子会なう」
そんなプライベートの1コマを見せるような投稿が嫌われやすい、というんですよ。
確かに高級車、ゴルフ、クルージング、ブランド品、高級なお酒や食事、が嫌われてしまうのは言うまでもないでしょう。
自慢と取られかねない投稿は避けたほうがベターなのはわかると思います。
しかし、例えば「ランチなう」なんて、ちょっとキメ込んだランチプレートの写真をあげるのも好まれないのだとか。
理由は「今、ただランチしているところを発信してユーザーが喜ぶほどの人間なのかおまえは」ということだそうです。
怖いですねー。存在を勘違いすんなよと言われているわけです。
私もたまにこの類の投稿やっちゃってましたね。勘違いしてました。すいません。
ただ、ここにはひとつポイントがあって、
そのお店や商品の情報提供という形だと良いそうです。
「ここのランチは+100円でボリュームUPしてくれてお腹いっぱいになりますよ」
「1番人気のクロワッサンは11時に出てくるので焼き立てをゲットしに来た」
のように、良いお店、良い商品をみんなに紹介しますというスタンスであれば、快く見てもらえるそうです。
情報をみんなと共有しよう、という人は好かれますもんね。そういうことなのでしょう。

いかがでしたでしょうか?
「それやってた…」なんて人もわりといらっしゃったんじゃないかなと思います。
SNSは飲食店の宣伝・集客の重要ツール。たくさんいる受け取り側の人たちの気持ちを考えながら上手に活用していきたいものですね。
少しでもお役に立てれば幸いです。
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