経費ゼロで効果大!お店の宣伝システムの作り方!「引き合わせの方法」で飲食店の集客

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人と人をつなぐ、これが自身が経営する飲食店への集客効果をもたらす。

以前、自分(経営者)やお店の存在を「点」として、あちこちに置いてくることの有効性について書きました(その記事はコチラ→ 飲食店の集客方法「自分を売る」の巻。多くのひとに自分の存在を知ってもらおう。 )

自分とお客様、
自分と近隣の人たち、
その関係の良好さがお店の繁栄に繋がる…今までそんな記事も書いてきましたが,

今回は、
お客様とお客様、
知人と知人、
取引先相手と近所の人、
というような自分以外の人たち(他人)の結びつける方法、そして、 それがどんなふうにお店の宣伝につながっていくのか、をお話しようと思います。
結びつけると言っても、恋人紹介とかそんな話ではなく、もっとライトな引き合わせです。

まずは引き合わせの方法の解説しますね。

人と人をつなぐ「引き合わせ」の方法

飲食店の集客方法SNS お店でお酒を楽しく飲むお客様

人と人を引き合わせる…というのは、簡単に言っちゃえば「紹介する」ということなんですけど、誰でもかれでも紹介しようとすると、それはそれで逆に面倒臭い人になってしまうわけです。
では、どんな感じでやればいいのか、ポイントを踏まえて解説します。

お客様とお客様

居酒屋やバーなど、店員もお客様同士も距離感が比較的近いお店なら、うまく会話に誘えば距離感を縮めることができます。

例えば、お客様Aさんが
「今日仕事で○○駅のほう行ったんだけど、昼飯食べようと思ったらいい店が見つからなくてさー」
というような他愛もない会話をするとします。

そんな時に、離れた席に座っている別のお客様Bさんに、間の良いところで、
「Bさんは○○駅あたりのお店、ご存知ですか?」
みたいな感じでさりげなく振るわけです。

そうするとだいたい「え?どのへん?」などとりあえず聞いてくれようとしたり、考えてくれようとしたりしますし、お互いに興味があれば会話は勝手に進みます。

でももし、「その辺はわからないな」と一言二言で会話が終わったとしてもしつこく求めません。それはそれで全然いいんですよ。ひとつの接触機会があったということでノルマ達成です。

こういうお店に来るお客様は、周囲の人と仲良くなることにポジティブな人が多いので、多少なりとも話が弾んだりするものなのですが、中にはお喋りが苦手な人、のんびり一人飲みを楽しみたい人、などもいるので見極めと配慮は必要ですね。

あと、お客様からお土産とか差し入れなど頂くとき、時々ありませんか?
そんなときも他のお客様に「こちらの○○さんから頂いたので良かったら」とおすそ分けすると、
「美味しいですね!」「どちらお店のものですか?」などと、最低でも一回のやり取りが生まれます
ただし必ず贈り主に「せっかくなので他のお客様にもおすそ分けしてもいいですか」とお伺いしたほうがいいですね。ちょっと高価なものだったり、他の人にはあげたくないなって人もいますから。

うちも結構、野菜なんかを頂くことがあるんですよ。
そうすると、ちゃちゃっと調理しちゃってその時にいる他のお客様におすそ分けでお出しすることもあります。

お客様と知人

広いお店や、食事がメインで回転率勝負のお店ですと、なかなかお客様同士を引き合わせたり、店員とお客様との会話コミュニケーションは難しいケースもあると思います。
でも、お店の人と会話を交わすくらいの常連さんなど少なからずいますよね。

そんな場合は会話の中で例えば「最近、肩こりがひどくてさぁ」なんてお客様に、「私が行ってる良いマッサージ店があるので、もしお困りのときは言ってくださいね」みたいにさらりと言っておくんです。
なかなかおいそれと「お願いしようかな」とはいきませんが、どこで芽が出るかは種をまいてみないとわかりませんから

知人と知人

ここまでくれば、ベースは前述と一緒なので解説するまでもないかもしれませんが、

「パソコンかタブレットのどっちがいいか悩んでて…」とくれば、
「詳しい友達がいるからよかったら紹介しようか?」と言う感じですね。

友達と街を歩いてて、パッタリ別の知人に会ったときに「高校時代の友達なんです」など短い紹介でもいいです。

とはいえ、
人に人を紹介するってそもそも、それなりの人脈がなきゃ無理じゃん…と思われる方もいるかもしれませんが、飲食店を経営されている方なら、周囲に人はそれなりにいると思います。
確かに人脈が多いほど有利ではありますが、プロの仲介業者になれってわけではないので、自分の周りにどんな人がいるかよく見ておけばひとまずは十分です。


さて、ここまでの方法で徹底すべきポイントとしては
・押し付けない
・簡潔に短い言葉で
・あくまで選択権を相手に持たせた状態にしておく
ということが重要です。総じて「軽く投げておく」程度でいいのです。

先ほどのマッサージ店の会話のくだりで悪いパターンを例えると、
「腕のいいマッサージ師で~…出張もしてくれて~…私も腰痛が治って~…本当におすすめで~…」などなど、相手がまだ何も望んでもいないのにつらつらと情報ばかり与えてしまうと、どんなに「もし良かったら」的な言葉をつけたとしても、やっぱり押し付けがましいものです。
もう、言葉が増えれば増えるほど押し付けがましさがレベルアップすると思っていいです。

もし相手が興味を持てば向こうからいろいろ聞いてくるはずですから、その時に必要に応じて答えればいいわけで、最初は「軽く投げておく」だけです。


このように、
無理に引き合わせようとしたり会話に混ぜようとしなくても、ちょこちょこと接触の機会を作れば、やがてフィーリングの合うもの同士、同じ目的を持ったもの同士で点が繋がっていきます。


ちなみに、言うまでもないかもしれませんが、くれぐれも “ 紹介するに値する相手 ” を紹介しましょう。
ただただ紹介したいからと、素性のよく知らない人、力不足な人などを紹介してしまっては、こちらの信頼関係にヒビが入りかねませんから。

人と人をつなぐ「引き合わせ」の効果

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では、そんな他人の引き合わせによって、自分の店にどんな形で効果がもたらされるのかを解説します。

単純接触効果という言葉をご存知でしょうか?マーケティングではよく用いられてる人間の心理効果です。
どういうものかいうと、
人は接触する回数が増えると、印象が強くなり興味が沸いたり好印象を持ってもらえたりする、というものです。
人じゃなくても見るものや聞くものも同様です。
例えば街中の宣伝ポスターなども、何気ない物のようであって、至るところで目につかせることによって無意識のうちに頭に印象づけられ、購買意欲等を高めているんです。

今回、私が解説した「人と人をつなぐ方法」はこの単純接触効果につなげるための種まきなんです。

前述の方法で引き合わされた者同士が、今度は他所において会うとき、仲介役であるあなたの話題を出すことでしょう。なぜなら、共通の話題というのはコミュニケーションの構築に欠かせないものだからです。

こんなふうに他者によって、小さな点をいろんなところに置いてきてもらうんです。


わかりやすい例をあげると 「顔の広い人」っていますよね。
顔の広い人って、何もしなくてもあちこちで勝手に話題にしてもらったり名前を出してもらったりします。そうすると本人が育んだ人脈以外にも、半ば自動的に知名度が上がっていくという最強システムになっていくんですよ。全くの初対面の相手にも関わらず「お噂はかねがね…」とか「お名前はよく耳にしてました…」なんて挨拶を受けることも度々あることでしょう。

この最強システムを構築しよう!というわけです。

人は、情報のないものにはまず不安や警戒心を抱きます。 初見の人や物、新規の出来事など、様子を探りながら関わっていきます。
しかし、出会う前から名前や噂を聞いていたり、チラッと見かけたことがあったりと、少しでも情報があるだけで相手から勝手に1歩、距離を縮めてくれるんです。

しかしこれ、即効性ある集客効果は見込めません。
むしろその逆で、時間もかかるし、利益として明確に見えるものではない、とてもじんわりしたものなんです。

ただし、一時のチラシ・広告媒体より、長い目で見ての集客効果ははるかに高いと考えます。
なにより、日常の意識ひとつでできることなので経費も労力もかかりません。

そして、これはなんとなくわかると思うのですが、チラシやSNSでの情報より、人づたいのほうが興味や情報の信頼度が高まるんです。


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〔番外編〕自分を紹介してもらう方法

人と人、ではないのですが、よく私、初めて訪問するお店は、あえてどなたかに紹介してもらうことがあります。

例えば、知人やお客様なんかと、最近よく行くお店やいきつけのお店の話題になったりするじゃないですか。
そんなときに「そのお店、今度行くとき私も誘って」と言うんです。

で、約束して行くじゃないですか。

場合にもよるのですが、だいたい紹介してくれるんですよ。訪問先の店主さんなどに私のことを。
「彼女、隣町でお店やってるんですよ」という感じで。

新しい出会いにおいては、共通の知人がいたほうが、それがない出会いよりも印象が深くなり、会話も弾みやすくなります。
「この人の知り合いなら悪い人ではないだろう」と、最初から警戒感が薄まる…これが結構大きいんですよ。

ちなみに私は聞かれでもしない限り、あんまり自分から職業を言うことはないんです。
先ほどのように誰かが紹介してくれたり、会話の内容から「どちらかでお店を?」みたいに聞かれまる事も多いですからね。そして、自分からアピールするより、人によって発信されたり、引き出されたりしたほうが受け入れられやすい、というのもあるんです。

よろしかったら試してみてください。


人の心の隅をつんつんと刺激する、今回はそんな宣伝・集客方法のお話でした。

他にも、自ら経験してきた集客や経営についての記事を書いています。よろしかったらご覧になっていってください。
人間は群れる生き物。お店と地域との関係性は経営を左右する。地域と上手な付き合い方。



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鷲 たかこ

ライター 鷲 たかこ (わし たかこ)
飲食店経営歴11年 食生活アドバイザー 薬膳食育師
仕出し、ケータリング、出張調理、イベント、料理講師、映画ドラマ等のロケ弁や炊き出し、多種多様な食のお仕事をしています。
そのため更新は不定期(現在多忙の為、特に更新控えめです)コメント欄もありませんがご質問等はお問い合わせよりお気軽にどうぞ。

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