※この記事の中に害虫の画像はありません。恐怖に脅かされず最後までお読み頂けます。
飲食店に付き物の悩み、ゴキブリやハエなどの害虫の問題。
これと無縁の飲食店などないと思います。
私も本当に大大大嫌いでして、もはやもう、そんな自分のために過去に何社か駆除防虫をお願いしてきました。
後ほど紹介しますが、今はnac(ナック)の駆除機で落ち着いています。
お客様の前に現れてしまった!なんて最悪な事態を避けるべく、ちょっとした対策と、飲食店の利用が多い2つのシステムを紹介します。
とにかく業者に頼むべし
市販でも優れた殺虫・駆除剤がいろいろあると思いますが、特にチャバネなどの比較的小さめのゴキブリを見かけたらすでに100匹、200匹住みついているといわれ、飲食店ならとにかくプロの業者さんにお任せしたしほうが良いです。
その中でも、継続的に調査・駆除作業を行ってくれる業者さんやプランをお勧めします。
一度の大掛かりな駆除をしたとしても、翌日ニューフェイスが侵入してきてしまえば意味がないからです。
荷物やダンボールに潜んで入ってくるなどいろいろな侵入経路があり、おまけに脅威の生命力を持つ生き物とくれば、至極当然です。
あぁ書いているだけで恐ろしい。
侵入口を可能な限り塞ぐ
侵入口を塞ぐ。
営業中、換気のためにドアや窓を定期的に開けるお店もあると思います。
それでなくても1日に何度も何度も人が出入りするわけですから、侵入口を完璧に塞ぐことは不可能です。
なのでできる限りの対策が必要です。
勝手口、窓、換気扇、通気口、エアコン、外からの隙間があるところを徹底的に探して、網戸、ネット、虫除けフィルター、隙間テープ、パテなどで侵入できそうな隙間を塞いでいきます。
シンク下の配水管の付け根も隙間があれば塞ぎます。
大きいゴキブリはほぼ外からの侵入と言われていて、3mm~5mm程度の隙間で侵入が可能なのだそうです。
大きいやつをよく見るというお店は、必ずどこかしら外からの侵入口があるということです。
あぁもう本当に書いているだけで恐ろしい。
例えば、ドア。
築年数の経ったテナントや使用頻度などによって建てつけが悪くなっていたり、蝶番のネジが緩みなどからいつのまにか隙間ができていたり、特に自動ドアはスライドのために適度な隙間を取っているものがあるのです。
ドアや窓を閉めていれば、害虫の侵入を防げるとは限らないので、隅から隅まで確認した方が良いと思います。
意外に隙間って探すとあるものなんですよ。
実力ある2つの駆除システムを紹介します
まず1つ目はうちが実際に使っているものです。
①nac(株式会社ナック)の駆除機 with
設置は店舗やオフィスなどの事業施設のみで一般家庭には対応していないようです。
タイマー設定で、夜間など決まった時間に薬剤を自動噴射してくれます。なので、もし外から侵入してきたヤツがいても居つくことができません。
私のお店の場合は、入り口のドアにどうしても埋められない隙間があることと、朝から晩まで続く人の出入り、換気目的で窓を開放するなど、侵入を防ぐことにどうしても限界があるため、この駆除機がうちにはうってつけなんです。
今はもう長いお付き合いですが、導入前とは劇的に変わりましたよ。
4週ごとに業者さんが、薬剤の取替えに来てくれます。
1~2分の取替え作業で終わりますので、営業中でも支障ありません。
コバエにもとても効果ありますよ。
nacの駆除機から噴射される薬剤は人体には無害とされ、食器などの洗浄も必要ないのですが、
やっぱりちょっと気になるな…
調査などしてくれて、よく見て欲しいな…
という方には2つ目を紹介します。
②ダスキンの駆除システム
ダスキンの駆除システムは、生息状態を調査してくれたり、バキュームで吸い上げたり、通り道などを見極めて効率よく殺虫剤を設置してくれるようです。
その手間のわりには価格も安価なので、ダスキンを利用されている飲食店は本当に多いですね。
私の知り合いのお店も、ダスキンにお願いするようになってから、ほとんど見なくなったと聞いているので、実績も伺えます。
店舗の面積によって価格が変動します。
見積りだけなら無料なのでご相談されてから考えても良いと思います。
毎日掃除してキレイにしているから…
ホイホイ置いてるから…
あんまり見ないから…
もうそれは安心できる条件ではないと思っていいと思います。
お店の衛生のため、お客様の安全のため、しっかり対策をしていきましょう。
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