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そのイベント本当に集客できてる?失敗しないイベントの法則!飲食店の集客方法。催し・キャンペーン

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飲食店の集客でイベントをやる意味

飲食店がイベントをやるのは集客において大変有効です。
日常の営業とは違う変化をつけることは人の目を引きやすく、また賑わう姿は活気のアピールにもなります。
ただイベントとひとことに言っても目的や内容は様々です。

そのイベントをやる目的を明確にしておかないと、思ったよりお客様が来なかったり、せっかく来てくれたお客様を逆にがっかりさせてしまったり、ただ仲の良いお客様とお店の人が楽しんだだけで終わったり(いや、これならもう貸切で身内パーティーやったほうがいいですが)、やる意味を成してないケースも多々あります。

イベントをやる=お客様を呼ぶ、ですよね。
『集客』という目的を達成するための、イベントについてお話をしていきます。

イベントは、タイトルとターゲットを明確にすることで成功率UP!

イベントを計画する時、必ず最初に設定すべきことが2つあります。

1、新規顧客のためか、既存顧客のためか

これからやるイベントは、
・新規客を集めたいものなのか
・既存客への感謝を表したり、再訪を促したいものなのか
誰のために、何のために、を明確にしておきましょう。ここがあやふやだとイベントの内容がブレます

例えば、ハロウィンで見てみましょう。
日本でのハロウィン人気は目覚ましく、昔からお馴染みのバレンタインと並ぶ経済効果をもたらすほどの季節行事となってきました。
このハロウィンの時期、とにかくよく見られるイベントがコスプレや仮装パーティーです。
これはおおよそ既存客向けと言っていいと思います。

新規客にとってよほどメリットのあるイベントであれば話は別ですが、初めて行くお店に仮装でなんて入りにくいものですし、そもそも仮装する人はその日に行く場所がだいたい決まっています。

ここを、新規客にターゲットを当てるイベントにするなら、お子様用のちょっとしたお菓子の配布等イベントやお祭りなどで主婦層の取り込みを狙ったり、期間限定の魅力的なハロウィンメニューを用意したり、など内容を考えていく必要があります。

2、タイトルを設定しておく

そのイベントがどんな趣のものなのかを知ってもらうためにもタイトルは必要です。
クリスマスや周年記念などの季節・恒例行事の場合はイベントタイトルも明確なのですが、それ以外の場合、
『ご愛顧感謝・半額セール』
『秋の味覚祭』
など、お客様がどんなイベントなのかイメージしやすいタイトルの設定をお勧めします。

ただ単に
『今週はドリンク半額サービスしちゃいます!』
『ただいま旬の秋刀魚料理がお得ですよー!』
とだけ宣伝して集客を試みることが決して悪いというわけではないのですが、まずはターゲットとタイトルを設定しておくと、店側も計画しやすいうえ、お客様にもより印象付けやすくなります。

どうせやるならお祭り感をアピールしてお客様の高揚感を高めましょう。

イベント内容で他店と差をつける

飲食店のイベントにおいては
・○○円で飲み放題
・新商品お試し価格
・お会計20%OFFキャンペーン
など、価格にお得感をつけることが多いと思います。
実際に人は無料やサービス、期間限定という言葉にとても反応しやすいので有効な方法のひとつです。

ただ、それだけで終わってしまう可能性が高いということも認識しておいた方がいいです。
新規顧客獲得の場合は、そのサービスをきっかけに来てもらい、また次も来たいと思ってもらえる他の魅力を伝えることが重要となってきます。



また、オリジナリティのあるイベントも、その趣を持ったお客様たちには大きな支持を得られます。
音楽や寄席などのパフォーマンス、ワインや日本酒の飲み比べや新酒の試飲会、
お店のコンセプトとは別に、料理教室、育児サークル、占い、ハンドメイドクラブなどの趣味特技に特化したイベントも、お店を知ってもらう宣伝活動のひとつとして大変有効です。



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イベントはやり過ぎると新鮮味がなく逆効果

同じようなイベントをしょっちゅうやってしまうと、当然ながら飽きがきます。
わりとこういうお店を見てきました。

内容にもよりますけど個人的には、月一のペースでも、うーん…と思っています。

例えば、お肉をメインに扱う飲食店によくある毎月29日〔ニクの日〕のセール。
毎月決まった日という明確さが浸透しやすいのは確かですが、大幅なセールだと盛り上がりは期待できるものの通常価格との損得勘定が出てしまい、その日にしか来ないお客様が増えてしまう。

でも、微々たるセールだと「なんだこんなもんか」「どうせ毎月やってるからまたそのうち」…という、おざなり感でメリハリがなくなる。

この塩梅がうまくとれないと、せっかくのイベントなのに、集客としての意味を成さないものになってしまいます。

お客様は、イベントとなると日常には無い新鮮さや興奮を求めるものなのです。

自治体イベント、またフェスなど機会があれば参加する

自治体イベント、フェス、お祭り、フリマ、これらは地域性もあるので、一概に参加できるものではない場合もありますが、地域活性化のために事業者を募ってイベントを開催している自治体は多いです。

地域によっては参加するにあたって、商業組合や商工会や商店会などの加入が必要であったり、参加条件や誓約があったりしますが、いち店舗でやるイベントよりもはるかに規模が大きいので、高い宣伝効果と収益が期待できます

人の目に触れる機会が多ければ多いほど、当然ながら集客につながる可能性が高まるので、こういう催しに参加すのは大変お勧めです。
地域の自治体、商工会、商業団体などのHPや広報などで告知されていることもありますし、直接問い合わせてみるのもいいですね。


今回は飲食店の集客を目的としたイベントについての解説をしました。
他にも集客についていろいろな記事を書いていますのでよろしかったら参考になさってください。

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