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リバウンドしにくい、ゆるい10キロ減量法!数あるダイエット方法の中でも効率が良く効果的!

〔後編〕料理がうまくならない…料理上手になるためのポイントをプロが教えます〔後編〕いろいろ食べる 料理人の茶話

今日はダイエットのお話。

私は食生活アドバイザーであり、ボクサーの減量にも携わった経験がありますが、自身も万年ダイエッターです。

食事制限や激しい運動。置き換えダイエットやビリーズブートキャンプなどなど。
気合が入れば大なり小なりだいたい痩せます。
でも遅かれ早かれだいたい戻ります。

まあこんなことをずっと繰り返してきた中で「結局、これが1番だな」と痛感したのが、私が実際に今やっているダイエットです。

もともとはうちのお客様から教わったのですが、心身共に理にかなっていて、なんだかんだ今までのダイエット方法の中で一番効率が良く効果的であると、やる前から妙に納得したダイエット方法です。
私も開始から6キロダウンの現在です。

いろんなダイエットを試みて、挫折をした、疲れた、なんていう方に、特におすすめのダイエット方法です。

1キロずつ落としていくダイエット

教えていただいたそのお客様は、ある日約2年ぶりに来店されたときに、すごく痩せていたんです。
50代前半の女性でご本人いわく70キロから現在は55キロに。

ここで非常に重要なポイントは、約1年半かけて15キロ減ということです。

このダイエット法、名づけるとしたら『1ヶ月1キロしか落としちゃいけないダイエット』です。

1ヵ月1キロなんて時間かかるじゃん…って思いますよね。でもそう思った人こそ、何度もリバウンドを繰り返してきたのではないでしょうか?

もしあなたが、『数キロ痩せてはそのうち戻ってしまう…』をこの1、2年ほど繰り返していたとしたら、比較的我慢の少ないこのダイエットを地味に続けていれば10キロ以上痩せられていたかもしれませんよ。

さて、肝心なダイエット法のメニューですが… なんでもいいです。地味に続けられる自分に合った方法であれば。

週に数回ウォーキングしてみるとか、
19時以降は食べないようにするとか、
炭水化物を控えるとか。

で、1キロ減ったらその月の目標は達成。あとは来月まで維持をする。

ポイントは臨機応変さ。
飲み会や外食、また、無性に食べたくなったら我慢しないで食べて、翌日は運動を多めにするとか、
ウォーキングに行きたくない日は家でストレッチだけするとか、
そんなアバウトな対応力です。

私の場合、週2~5日に20分~1時間(めちゃめちゃ気分次第で)ウォーキングをしていました。
外に出る気が乗らないときはこれに足を乗せてウォーキングしたつもりになっています。

これ、足を乗せておくだけでふくらはぎまでの筋肉をキューッと使ってくれるEMSマシンです。
私は足がちょっとむくみやすいので、これをやるとスッキリして少し軽くなるんですよ。

あと私はお酒の席がよくあるので、前日や翌日の食事の量を減らすなど相殺的な調整をしています。

ようするに、とにかく急激に何かを変えたり、過度に心身に重労働を課すことをせず、自分に合った方法で1ヶ月に1キロ減の目標を達成すれば良いのです。

2つの効率UP習慣

さらにダイエットの効率を上げる習慣を2つほど紹介します。

1つ目は、水をしっかり摂る、ということですね。
目安は1日に2リットルほど。私も500mlのペットボトルで2~3本と、お店の浄水器でグラス数杯ほど、1日にこまめに飲みます。
水は便秘やむくみの予防改善、また、間食や食べ過ぎの防止にも一定の効果が認められていますから、ぜひ取り入れてみてください。

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2つ目は睡眠をしっかりとる、ということ。
実は睡眠不足というのはダイエットの大敵です。
睡眠不足が続くと太りやすくなると言われているんです。
なぜかと言うと、睡眠不足では脳の食欲のリミッターが正常に機能しなくなってしまい無意識にカロリーを多く摂取してしまうのだとか。
また、睡眠をしっかりとり身体を休めることによって代謝を良くすれば、エネルギー消費も上がります。

とにかく焦らず意気込まずゆっくり身体を順応させていく

さてしかし、いくら1ヵ月1キロ減という簡単そうな目標とはいえ、スムーズにいかない時期もあるでしょう。
このお客様も私も、1キロも減量できなかった月や油断してちょっと増えちゃった、なんて時期もあります。
でも焦って取り戻そうとせず、またそこから1ヵ月1キロしか落としちゃいけないダイエットを始めるのです。とにかく時間をかけてゆっくり身体を順応させていくことが最優先ですから。

冒頭に私は6キロ痩せたと言いましたが期間は約8ヶ月で、その後その体重を半年ほど維持しながら現在に至ります。

元の体形や体質によっては1年かけても12キロも落ちない人もいますので、その辺はご自身の適正体重を照らし合わせてください。

また、目標体重が遠いほど達成が先になるので、じれったさも感じるかもしれませんが、挫折やリバウンドを繰り返しながら結局変わっていない…なんてよくある失敗パターンを考えたら、ちっとも遠回りではないですよ!

飲食店の彼女・奥様の心配ごと。お付き合い、営業、接待という遊びの免罪符。会食。

ダイエットの失敗原因を考えれば非常に有効的な方法であることがわかる

ダイエットで失敗する、大きく2つの原因があります。
その原因を踏まえると、『1ヶ月に1キロしか落としちゃいけないダイエット』が、いかに効率が良いダイエット法であるか納得頂けると思います。

まず、その失敗の原因を解説します。

人は、やる気が続かないようにできている

ダイエットってどうしても最初に気合いが入りがちです。
そりゃそうですよ。今まで楽しんできたものを我慢しなきゃいけないんだから短期間集中でサクッと目標達成したいですもんね。
しかし、奇しくも人間というのはできるだけ楽をしたがる生き物です。
ゆえに、目標まで遠かったり、心身に重労働を課せば、それは長く続かないようにできているのです。

急激な食事制限や運動、○○ばかり食べるという偏りが強いダイエットは、ほとんどの場合やがて飽きが来たりストレスを感じやすくなります。
ストレスを溜めた状態のダイエットなんていつまでも続くわけがありませんよね。

元に戻そうとする身体の機能

例えば1ヶ月でサクッと3キロほど落としたとしましょう。でも、そんなダイエットこそ必ずと言っていいほどやってくるのが停滞期とリバウンドです。

なぜ停滞期やリバウンドが起こるかと言うと、脳が「急に体重が落ちてる!このままじゃ危ない!戻すんだ!」と働きかけているからです。

これらは身体の恒常性によるもので、命を守るための正常な機能です。そのため意思で逆らうことは安易ではないのです。

それについてはこちらの記事中でも詳しく触れていますのでよろしかったら参考になさってください。ここでは実際に使った減量向きの食品なども紹介しています。1ヶ月半9kg減ボクサー減量法!食生活アドバイザー食事管理(ダイエット停滞期リバウンド)

食べてないのに…運動も続けているのに…100gも落ちないどころか増えることもある。

しかも『食欲』は、他の欲求よりも強く出るとされています。
人類は大昔から何度も飢餓に襲われているので、『食べ物があるときに食べておけ』というような、食べることを駆り立たせる本能が備わっているからだと言われているんですね。

『身体を元に戻そうとする機能』と『食欲』のダブルタッグは、挫折へのカウントダウンとなります。


これら2つの原因を踏まえると、我慢を強いらず、急激に体重を落とさない、この2つをベースにしたダイエットは成功率が高くリバウンド率が低いという、非常に効率の良い方法と言えるわけです。


いかがでしたでしょうか?

いろんなダイエットに気合を入れて挑戦してきたわりに、いつも挫折…いつもリバウンド…なんていう方へ、ゆっくりだけど効率の良いダイエット方法のお話でした。


余談ですが、憧れの(目標の)モデルさんなどの写真をいろんなところに貼るというダイエット方法があるじゃないですか。実はアレ、あながち嘘でもないんです。
なりたい人物の真似をするという脳の騙し方、こちらの記事に詳しく書いているのでよろしかったら参考になさってください。
「私、変わりたい!」なりたい人物の真似をする成就法【不倫妻になりきった女の実話】




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料理人の茶話
ワシヲ タカコ

筆者 ワシヲ タカコ
食生活アドバイザー 薬膳食育師 メンタルケア心理士
飲食店経営はじめ多種多様な食のお仕事をしています。
そのため更新は不定期、コメント欄もありませんがご質問等はお問い合わせよりお気軽にどうぞ。
ここでは顧客心理をベースに実践してきた接客・集客・経営ノウハウを現場目線で紹介しています。

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